− DE101005号機を運転する −
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昭和61年(1986年)3月30日、
高松駅構内車両展示と共に開催された「1日機関士・機器操作体験」。
現在では機関車の運転会は各方面で行われているものの、
国鉄時代に四国総局以外でこの様なイベントが行われたかどうかは不明。
側線ではあるものの、国鉄の営業線路内で行われた事が凄い。
国鉄末期の四国総局のアイデアは他地区より群を抜いていたと思う。
本当に貴重な体験をさせていただきました。
講習会で配られた、B4サイズ・表紙含む片面15ページのマニュアル。
DE10の概要から運転台・運転室の機器配置、運転操縦体験での取り扱いを記載。
1日機関士・機器操作体験会場となった、高松駅構内の旧コンテナ基地。
運転講習会は、車掌区のあった建物内で行われた。
機器操作体験に使用されたのは、DE101005号機。
この側線を直進すれば車止めに到達し、
DE10はスイッチバックを2度繰り返さないと本線には入れない。
1005号機は、ナンバーの「1」の部分の位置がおかしい異端車。
他にも、1004号機がこのナンバーであった。
DE101005号機の2エンド・瀬戸内側から展示車両方向。
ボンネット部分を開けて展示しているのはDE101036号機。
運転会の最高速度は、3ノッチ・15q/hで、それ以上のノッチはガードされていた。
DE101005号機の2エンド・太平洋側から機器操作体験会場方向。
この場所から大的場跨線橋の下あたりまで運転したと思う。
運転終了後は記念品の贈呈です。
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記憶のDF50