< 平成27年3月21日〜平成27年8月7日 展示 >
国道11号線・琴電志度線の踏切で一旦停止の18号機陸送。
平成27年3月12日 撮影。
交通科学博物館の閉館により、旧津山機関区に保存となったDF5018号機。
道路使用許可の都合上、和歌山港から南海フェリーで徳島に上陸、
四国経由で輸送され、31年ぶりに高松市内に到着した。
そして、四国フェリーで18号機とともに宇高航路をクルージングする予定であったが、
さまざまな問題が浮上し、当日に宇野港へ航送できなくなった。
この時点までの経緯の結果、翌日の宇野港への航送は午前中にできないと判断、
仕事の都合もあり、後ろ髪をひかれる思いで高松を後にした。
< 平成27年8月8日〜平成28年1月4日 展示 >
DF5055号機牽引128レ、近見山からの大俯瞰。
昭和56年10月11日 撮影。
今治市に位置する近見山からの大俯瞰。
「蒸気機関車73号」に文章のみで紹介された撮影場所であり、
実際にこのガイドを見てこの山に登り、
DF50を撮影された方がいらっしゃるのかどうかは不明。
ここで撮影した128レが高松へ到着する最後のDF50牽引の定期客車列車となった。
DF50が牽引する旧型客車での定期列車もこの列車が最後である。
その後、移動してM車運用最後の客車列車となる573号機牽引の1122レ(50系)と、
この翌日に完全には客車列車の営業運転を終了する60号機牽引の1124レ(50系)を撮影した。
撮影当時は特に周りの風景は気にしていなかったのだが、
つい最近、ここは波方町役場(現、今治市波方支所)付近を走っている事を知った。
画像からは、まだ図書館(波方町時代に建設)が建設されていなかった事がわかります。
かつての鉄道雑誌で、二次置き換えのデータが間違っていたのが影響かどうかは不明だが、
ネット上においても、そのデータの一部が間違っているのを見かける。
今後も混乱が予想されるので、正しい運用実績を下記にまとめました。
最終牽引 | 機番 | 日付 | 列車番号 | 牽引区間 | 運用番号 |
---|---|---|---|---|---|
M車旧型客車 | 573号機 | 10月11日 | 121 | 高松⇒松山 | DLA210 |
定期旧型客車列車 | 55号機 | 10月11日 | 128 | 松山⇒高松 | DLA209 |
M車50系客車 | 573号機 | 10月11日 | 1124 | 松山⇒伊予西条 | DLA210 |
定期客車列車(50系) | 60号機 | 10月12日 | 1122 | 松山⇒伊予西条 | 変DLA213-2 |
< 平成28年1月5日〜平成28年4月2日 展示 >
DF50570号機牽引、旧宇多津港の横を走る126レ。
昭和56年2月22日、宇多津〜丸亀にて撮影。
「四国路のDF50」に収録した撮影では、まだ漁船が停泊していたが、
瀬戸大橋建設に向けて、早くも宇多津港が別の場所に移されおり、
係留していた船舶団がすべて消えていたので驚いた。
当時はまだまだ瀬戸大橋など夢物語と思っており、
この場所でDE10の練習運転を撮影するつもりであったが、
結局、練習運転は他の場所へ移動して撮影している。
かなり残念な気持ちでありましたが、ここで撮影した風景も、
時代の流れを感じるにはいい記録となった。
< 平成28年4月3日〜平成28年7月18日 展示 >
リニューアル津山旧扇形機関車庫の初日、
転車台のDE501号機とDF5018号機・DD13638号機。
4月2日、リニューアルした津山旧扇形機関車庫が、
「津山まなびの鉄道館」として開館した。
早速、友人と共に訪問、この時は岡山県に縁のあるDE50の回転ショーが行われた。
18号機の移動先決定から、津山は不便だとか、DF50に縁がないとかで、
この場所に保存された事に不満を持つ人が大部分なようですが、
私自身はこの意見には全く正反対だ。
大阪だと車で2時間、何もJR西日本の鉄道を使う必要はない。
乗り換えなしでハイウエイバスで移動するのもいい。
開館当日のパンフレットや現地説明文が間違っているのに驚いたが、
現地スタッフにはその旨を伝えれば、後日、早急に対応していたのはありがたい事だ。
(全高はそのまま、後日、報告済。)
後日発行の鉄道雑誌で「津山まなびの鉄道館」を紹介されている記事は、
本当に18号機の事を何も知らずに寄稿しているのが伺える。
寄稿している「豆記者」達には悪いですが、
悪口たたいて炎上商法のごとくインパクトを与えて記載しておかないと、
本当に知らない人には何が正しいのかが伝わらないのが現状です。
特に「高松」と「高知」は字体が酷似しており、
その土地の位置や場所、違いそのものを意識していないと思われます。
< 平成28年7月19日〜平成28年9月18日 展示 >
旧宇多津駅で交換するDF5060号機牽引の192レと129レ。
昭和55年8月29日 撮影。
夏休みに四国ワイド周遊券を使って、フルに10日間の撮影行に来ていた。
その最終日である最後の一コマとなるのがこの画像。
夕暮れの宇多津駅に到着した192レは、重連3193レと129レを待避した。
宇多津駅といえば、路線変更が決定していた区間なので、
全く何も手つかずの状態で廃線になった区間である。
宇多津駅の2番線に長時間停車の普通列車が停車すると、
乗降が非常に不便であった記憶があります。
また、ガキ鉄時代にこの駅から乗り込んだキハ17の記憶は、
なぜか今でも鮮明に覚えています。
TOPページへ
記憶のDF50