画像は管理者所蔵のDF50製造銘板より撮影。
エッジ・文字のメッキ部分は無塗装の一般的な製造銘板。
晩年では、山陰・日豊のM車のみがこのタイプである。
米子(S・M車共)・亀山から四国への転入車には、
全検入場塗装剥離後も僅かな塗装が残っていた車両が多い。
四国生え抜き車には塗装を剥離した痕跡は見られなかった。
塗装で塗り潰された亀山区の製造銘板。
文字部分は一部塗装とメッキが剥げ落ち、真鍮の地肌が見えている。
車両によってはこのように、塗装やメッキが剥げ落ちた銘板も見られた。
最近ではこの亀山区特有のコテコテ塗装を剥離して、
新たに塗装された理解不明な銘板が鉄道部品屋で登場している。
四国生え抜き車の日立製造銘板。
初期車の刻印は深く、はっきりしている。
九州生え抜き車の日立製造銘板。
中期車より刻印が浅く、晩年は殆ど番号が読み取れない車両もあった。
九州生え抜き車の日立製造銘板の裏面。
九州在籍の車両はDF50に限らず、
裏面に左右の取付位置を刻印している場合が多い。
製造銘板に限らず、九州は刻印が好きなようだ。
また、浜松工場に入場実績のある車両にも裏面に刻印がある。
(当サイトは、雑誌の転載サイトではないので、
浜松工場入場実績車両については、レイルロード社の本を参照してください。)