四国鉄道文化館・南館が開館

平成26年7月20日、四国鉄道文化館(鉄道歴史パークinSAIJO)に南館が開館しました。

同年12月に実施されたホビートレインのイベントによる

DF50の屋外展示・車両入換えの撮影と同時に見学してきました。


南館と屋外展示のDF501号機

北館と南館を結ぶ跨線橋より、南館と屋外展示のDF501号機。


北館跨線橋階段  南館跨線橋階段

北館と南館を結ぶ跨線橋の階段、エレベーターも設置。

だんじりは通行禁止との事。


南館  南館

南館駐車場とミニSLスペースは広め。

2017年10月には駐車場への道路が整備され、アクセスが向上。

国道11号線から一直線で到達できるようになりました。


南館建屋  南館建屋

南館建屋への入り口と、建屋の東側からの撮影。


搬入口側南館案内板

搬入口側の南館案内板。

初代フリーゲージトレインとSLは本線から分離して展示。

初代フリーゲージトレインは屋外展示のため、

この時点ですでに水垢まみれとなっていた。


本線より搬入線路  南館建屋搬入線路

本線からの搬入線路、分岐後すぐの部分はアクリル板でカバー。

敷石が美しい線路からさらに分岐して、

南館館内のキハ6534・DE101へ直結。


DE101号機  キハ6534

南館館内ではDE101・キハ6534・四国で走行実績のない十河関連のSLの3両を展示。

DE101号機のラジエタ部分はアクリル板でカバー。

キハ65の室内は見学可能。

その他、館内入口付近で写真や鉄道模型を展示。


DE101号機のナンバーと製造銘板  DE101号機の製造銘板レプリカ

DE101号機のナンバーと製造銘板。

有識者なら見て簡単に判断できると思うが、この製造銘板はレプリカ。


南館北側の建屋

北側の建屋は吹き抜けになっており、屋外では信号設備なども展示。



南館の開館によって四国鉄道文化館の規模もさらに拡大し大変結構な事ではありますが、

僅かながらも四国の鉄道を見続けていた者にっとって、

この施設の車両展示には少々違和感を感じております。

その理由としては、四国での走行実績のない車両が展示されている事だろう。

もちろん、その理由が「十河」関連というのは十分承知であるのだが、

その違和感は現在の車両展示方法が非常に中途半端であるからだろう。

その打開策として、DF501号機と四国での走行実績のないSLの展示を入れ替え、

現在の北館を「十河鉄道館」、南館を「四国鉄道館」とするのはいかがであろうか。

当然、DF501号機は完全に静態化とし、

逆に四国の走行実績のないSLを動態化すればよい。

金銭関連は別として、復活への整備は梅小路に任せれば不可能ではないと思う。

今後、正式な保存対象と予想される構内に残る給水塔をSLで活用し、

DF50よりはるかに知名度の高いSLを「十河」関連の名をもとに、

西条市が主導として施設を発展させればよいのではないでしょうか。

以上、私個人の理想とする妄想ですので念のため。(笑)


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記憶のDF50


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